2012.3.15
昨日は千葉県と茨城県で震度5強が観測され、また三陸沖を震源とする地震では一時は津波注意報が出されるなど各地が緊張感に包まれたものと思います。
ここ一週間は震度4程の余震に注意が必要とのこと。
震災から一年が経ちますが余震はいまだ続いております。
そんな中、東京都では「東京都耐震改修促進計画」が改定されました。
東京都の住宅は現時点で耐震化率が81.2%、百貨店や劇場などの民間特定建築物では82.3%とのこと。
これを2020年までに約15%の引き上げを目指すため、新たな強化策が盛り込まれました。
まずは「東京における緊急輸送道路沿道建築物の耐震化を推進する条例」。
震災の際に救援活動や物資輸送などの妨げにならないよう、沿道の建物の耐震診断を義務付け耐震改修を促すものです。
現在の集計によると該当する建築物は約1万8500棟、そのうちの2割程は耐震改修が必要だと見込まれているとの事です。
もう1つの柱が、「木密地域不燃化10年プロジェクト」、
木造密集地域の不燃化・耐震化を推進するこの施策は、区の整備計画に基き都が手厚く支援する不燃化推進特定整備地区制度の策定を目指しているとのこと。
2013年度の本格実施に向け、2012年8月をめどにモデルとなる3地区程度が選定されます。
そのほか、大規模空間の天井落下や地盤の液状化、長周期地震動などについても、必要な対策の指針策定が進められています。
東日本大震災から一年。
その教訓を活かし地震の被害を最小限にするための街づくりが進んでいます。
terajima
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