2012.5.28
住宅の省エネ化、住宅市場の活性化、被災地の復興支援を目的として始まった「復興支援・住宅エコポイント」制度ですが、今月1日から一部手続きが変更いたしましたので、少しこの制度についてご紹介いたします。
「復興支援・住宅エコポイント」は、エコ住宅を新築された方やエコリフォームをされた方に対し一定のポイントを発行し、このポイントを使って様々な商品との交換や追加工事の費用に充当もしくは被災地に寄付する事が出来る制度。
ポイントの発行対象は、エコ住宅の新築の場合、平成23年10月21日〜平成24年10月31日に建築着工したものでかつ、下記の①省エネ法のトップランナー基準相当の住宅、または②省エネ基準(平成11年基準)を満たす木造住宅と規定されています。
新築住宅の場合、東日本大震災の被災地は1戸当たり30万ポイント(30万円相当)、被災地以外は15万ポイントが与えられます。
また、規定の①または②に併せて太陽熱利用システムを設置した場合は、そちらもポイントの発行対象となり、被災地・被災地外それぞれ20,000ポイント追加できます。
いずれにせよポイントの申請には、上記基準に適合することについて登録住宅性能評価機関等の第三者機関による証明を受けることが必要。
さて、今回ご紹介する変更点は、今年の5月1日以降にポイント発行申請をするには、事前の予約手続きが必要になったという点。(4月30日までに工事完了した住宅で、5月31日までにポイント発行申請をする場合は、予約不要)
下記のようなステップを踏んで予約申込をポイント発行申請前に行わなくては、ポイントを受け取ることが出来なくなってしまいます。
ポイントの使い道は、①省エネ・環境配慮商品との「商品交換」、②エコ住宅の新築に追加で実施する工事に1ポイント=1円換算で工事費用として充当できる「即時交換」、③被災地の特産品や被災地への寄附等の「被災地支援」の3通り。
なお、取得するポイントの半分以上を被災地支援に充てることが条件になっています。
詳しくは国土交通省のホームページにも細かく説明されておりますので、ご覧ください。
こういった支援制度は、政府の予算次第では申し込みを早期に終了することもあり得ますので、適用をご検討される場合は早めに相談する方が良さそうです。
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