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先日、2/1（日）に開催する【世田谷区 Ｙ邸】完成現場見学会の現場確認に行ってきました。

二世帯住宅のＹ邸。ちょうどお母様が見学にいらっしゃっており、現場でお会いしました。
いつもにこやかで楽しいお母様＾＾
Ｙ邸の敷地には長年にわたり大切に育てられてきた植物がたくさんあり、
そのお世話をしにちょくちょく現場にいらっしゃっているそうです。

またこの日は、ちょうど誕生日を迎えられ御年73歳（！）になられたという、大工の大田さんが和室で作業中。
宮大工の経験もあるという大田さんは難しい大工仕事が必要な際に現場に呼ばれることが多く、
この日も棟梁の頼みで、助っ人としていらっしゃっていたそう。

通常角位置に立てる「角柱」の無い仕様の和室。
和室の角に柱を建てないことで、隣り合う居室との一体感をより感じることができますが、
高度な技術が必要とされる職人さん泣かせの仕様です。。

こちらの和室では、以前のお住まいでお母様が使われていた建具をそのまま活かすため、
また角柱が無く、建具同士で角を合わせる仕様のため、
建具を収める溝を作ってからそれに合わせて建具を作る…という通常の作業を逆転し、
建具に合わせて溝を作っていく必要があります。

少しのずれで建具が収まらなくなってしまうため、寸分の狂いもないよう、
繊細な作業を進めていらっしゃいました。

新たな住まいを建築すると共に、以前の住まいの記憶や大切に残されてきた樹木を上手く活かせるよう
いくつもの工夫が施されているＹ邸。
そこには受け継がれてきた職人の仕事もしっかりと息づいていました。

見学会でご予約いただける枠も残り僅かとなって参りました！
建築家との住まいづくりにご興味のある方は、ぜひご参加ください。

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