2021.11.24
テラジマアーキテクツでは、新築オーナー様に限り、部分改修のご相談をお受けしております。
（初めてのお客様には、全面改修／リノベーションのご依頼を承ります。リノベーションについてくわしくはこちら）
暮らしに合わせて住まいも変化が必要な場面があります。そんな時にも、ぜひお気軽にお声がけください。
今回は、築11年の世田谷区Y様邸にて行ったガレージ改修工事の実例をご紹介させていただきます。
《Renovation DATA》
■ 所在地：東京都世田谷区
■ 竣工年：2010年
■ 改修時期：2021年
■ 改修箇所：ガレージ（壁・床全面、シャッター交換・追加、スポットライト・エアコン設置）
■ 工期：約2か月
■ 費用：約410万円
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築11年の東京都世田谷区Y様邸にて、ガレージのリフォームを行いました。
【 before 】
【 after 】
《 オーナーさまにお話を伺いました 》
■改修の理由は？
新しいスポーツカーを購入したことがきっかけです。
■ リノベーションの内容について教えてください。
元々シンプルな白いガレージだったのですが、車の色に合わせて渡部さんが全体のデザインと素材、カラーリングを提案してくれました。
壁のタイルは電車の枕木でできていて、ちょっとラフな質感が気に入っています。ガレージ内で洗車しても大丈夫なように、木のタイルには防水塗膜を塗ってもらいました。
奥の壁は、単なる塗装ではなく塗り壁でビンテージ調に仕上げてもらっています。
上部と水切り下で段差ができるので、下の部分に自分で選んだブリックを貼ってもらいました。
電車の枕木を加工したタイルを壁一面に。奥の壁のブリックはオーナーさまご自身が選んだもの
デザインだけでなく、新車に合わせてスロープの傾斜も調整してもらいました。
以前の車と比べ車高が低くなったため、出入りの際に擦らないよう、車購入前に代車でテストを行い、床の角度を調整しています。
また、以前はシンプルなモルタル床でしたが、大判のタイルを張り、迫力のある床にしてもらいました。
以前はモルタル床であったが、ガレージ内の床には大判のタイル、ガレージ前の外構もピンコロを敷き詰めて石畳のような雰囲気に。
デザインだけでなく、設備面も手を入れています。
傾斜を調整したスロープに合わせ、ガレージシャッターのフレームの交換、シャッターパネルの追加などの改修を行ったほか、ガレージ内にはスポットライトやエアコンを設置しています。
スポットライトは玄関のセンサーと連動しており、玄関にいるとスポットが点灯し、車を照らすようになっています。
以前は暑かったので、エアコンが設置されて快適に過ごせるようになりました。
埋め込み型のエアコンを設置。
仕上がったガレージは、まるでカフェみたいだね、なんて言われます。
今回のガレージ改修以前にも、竣工10年経過後、建物内外、外構などもライフスタイルの変化にあわせて少しずつリノベーションをしていただき、竣工後とは違った雰囲気を楽しんでいます。
ガレージの一角にチェアを置いて、心地よい居場所が生まれた。
玄関から見えるガレージの眺めも変わり、気分の上がる景色に。
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新しい愛車との暮らしを楽しむためのＹ様のガレージリフォーム。
住まいの中に、また一つ心地よい居場所が生まれたようです。
Ｙ様、この度は撮影・掲載へのご協力、誠にありがとうございました。
リノベーションデザイン担当／渡部より
Ｙ様は家という空間をとても大切にして日々過ごされており、竣工後も内装替えなどで時々お声がけを頂いておりました。
そんな中今回は車を買い替えるとの事で、車に合う内装をとご要望を頂きました。
濃紺のポルシェをご購入されたと伺い、濃紺に合うシックでありながら
かっこよく仕上げたインテリアをご提案しようと思い、
自然素材ながらインパクトのある枕木を壁に貼るご提案を致しました。
Ｙ様には興味を持って頂き、その周りはダークグレー、ライトグレー、白の色味で全体をまとめました。
ご自身でブリックをお選び頂いたり、ショールームをご見学されたりと、積極的に計画に参加していただけたことがとても嬉しく、また完成後にご満足いただけたことが何よりの喜びでした。
Ｙ様、またリビングの照明器具の交換の際は是非お声がけください。
ありがとうございました。
