2015.2.10
施工管理の今村です。
弊社でご提案させて頂いています階段や廊下の鉄骨手摺ですが、鉄骨材という事もあって繊細でデザイン的部材のサイズや組み合わせ方、色などで様々な印象になります。設計担当者も特に気を遣うところのようでして物件ごとに違った印象になっています。
スケルトン階段との組み合わせでは、さらにすっきりと見えて階段が浮き上がり、階段室が見せる空間になったり、部材の繊細ですので広がりも感じるように思われます。
吹抜けに向かった廊下手摺も同じように鉄骨にすることで渡り廊下に浮遊感も感じられ、大変好評な仕上方法ではないでしょうか。
一方、小さなお子様や、そのお友達がいらしたお宅では、鉄骨手摺を導入したが、その安全性が不安で、竣工後に市販のネットを張ったり、パネルを取付たりすることも多いと聞いております。
先日お伺いしたお客さまより「孫が遊びに来たときに、やはり吹抜けからの転落など心配なので自分で取付てみたよ。」といって見せて頂きました。
素材はホームセンターなどで売っている、ハニカム素材の養生ボードで、手摺を包むように上からかぶせて、ボルト+蝶ナットで軽く締めているだけだそうです。半透明ですので柔らかく光も透すし、取外しも簡単、その上ローコスト。お孫さんのいないときには必要がないのですぐに片づけられます。
普段使用している材料だっただけに目から鱗でした。
一枚写真を撮らせて頂きました。
