2014.2.28
設計の加藤です。
先日、伊豆へ河津桜を見に行って参りました。
河津桜とは・・・
静岡県賀茂郡河津町で原木を偶然発見した事が由来。
当初、発見者の飯田氏の屋号から『小峰桜』と地元で言われてきたそうですが、
その後の学術調査で新種と判明し1974年に『河津桜』と命名され、
1975年に、河津町の木に指定されたそうです。
現在も原木はこの地に存在し、樹齢50~60年であると言われています。
オオシマザクラとカンヒザクラの自然交雑種と推定されているそうです。
花色は、ソメイヨシノに比べて桃色が濃く、花期も約1ヶ月と長く楽しむ事ができます。
河津駅付近の河口から河津川に沿って『河津桜並木』が約3km続いており、
毎年2月10日前後から3月10日前後にかけて河津桜まつりが開催されています。
最近では駅のポスターなど認知度が高まっている様で年々来場客が増えている様に
感じます。
川沿いには、河津桜だけでなく菜の花も咲いており、ピンクと黄色のコントラストが
とても可愛らしく、訪れた人々の目を引き付けていました。
付近には数ヶ所の足湯があり、私も2ヶ所で足湯に浸かってみたのですが、
とても混んでいて、あいている場所を見つけて、いざ足を入れてみると驚くほどの熱さ!
まさに熱湯!
『熱いっ!』と言ってすぐに足を引っ込めると、周囲の人達がクスクスと笑い出し
『そこは源泉の吹き出し口だよ。』
・・・。どうりで席があいているはずです。
足湯に浸かっている皆さん、ご存知だったんですね。(汗)
私がニヤニヤと足を入れようとしている時、皆さんは違った意味でニヤニヤしていたんですね。どうりで視線が・・・。
お陰で足は河津桜のようなピンク色になってしまいましたが、自宅に戻ってからもヌクヌクしていました。
1968年頃からは、この桜が増殖されるようになったそうで、私が毎日利用している最寄駅
にも植えられています。
こちらは開花し始めたばかりなので満開の日を迎えるのが楽しみです。