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2014.1.23

絵本の世界

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広報の井上です。

お正月休みに、軽井沢へ行ってきました。

軽井沢というと日本を代表する避暑地。
冬はとても寒く閑散としていると聞きましたが、お天気にも恵まれ、冬の軽井沢を満喫してきました。
今回色々と訪れた中でも、心がホッとあたたかくなる場所をご紹介したいと思います。

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「軽井沢 絵本の森美術館」です。

15000平方メートルもの大きな森の中にある軽井沢絵本の森美術館は、
欧米絵本を中心に、近・現代に活躍する作家の絵本原画、初版を数多く保有しており、
時代によって絵本の役割や描写が代わっていくさまを見ることができます。
また、絵本図書館では世界的な代表作をはじめ約1800冊の絵本を自由に閲覧することができます。

小さい頃に大切にしていた絵本を見つけ、「こんなのあったな~」と思い出したり、古い海外の絵本を眺めたり、
時間を忘れて滞在してしまいました。

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こちらにも保管されていたのですが、その昔、「スーホの白い馬」というモンゴル民話を描いた絵本が大好きでした。
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赤羽末吉さんによって淡い水彩のような絵で描かれたこの絵本は、子供にとって絵はわりとシブめ…ですが、
このお話があまりに悲しくて美しくて、読んでは泣き、読んでは泣いてを繰り返していたことを思い出しました。
(変な子供です。)

また、最近はしかけ絵本のレベルが格段にUP!
しかけ絵本の概念を覆したという”神の魔術師”ロバート・サブダの作品が紹介されており、
恥ずかしながら初めて目にしましたが、素晴らしいクオリティ!!
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(こちらはオズの魔法使いのエメラルドシティのページ。)
ダイナミックな迫力としかけの精巧さが、絵本という2次元の表現を超え、いきいきとした世界を作り出しています。
独特の色使いも美しく、次のページにはどんなしかけが待っているのか、大人でもわくわくしてしまうと思います。

なお、現在は2月28日まで冬季休業中とのこと。
軽井沢を訪れた際は、絵本の森美術館でちょっと懐かしい気分に浸ってみてはいかがでしょうか。
オススメです。

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