2013.10.21
設計の深澤です。
先日、家族で長野県の奈良井宿に行ってきました。
(写真は奈良井宿観光協会のHPよりお借りしました。)
奈良井宿の歴史は古く、江戸時代にさかのぼります。
江戸と京の都を結ぶ重要な街道であった中山道。
その69の宿場のうち木曽には11の宿があり、奈良井宿はその最初の宿場にあたり、
日本最長の宿場町でもあります。
文部省が選定する「重要伝統的建造物保存地区」として、
地元住民の協力の下、当時の町並みが大切に保存されています。
そんな日本の情緒が色濃く残った風情ある街並みで、家族揃って散策を楽しみました。
また、見どころの一つ、「木曽の大橋」は見事なものでした。
1991年に奈良井川に架けられた太鼓型の橋は、樹齢300年以上の木曽檜作り。
なんとも贅沢な作りです。
橋の下部の木組からは、匠の技を垣間見ることができます。
橋脚を持たない木製の橋としては日本有数の大きさを誇り、
長さ33m、幅6.5m、水面からの高さは7mもあります。
橋の周辺は憩いの場として水辺公園が整備されており、環境も良いです。
歴史的な建築物を眺め、美味しいものを食べ…
充実した良い休暇でした。
深澤彰司