2013.8.6
何もこの真夏に暖炉の話なんか…と思われそうですが。
この度、お引渡しさせて頂いたお宅で暖炉を設置致しました。
打合せ当初にお客様から「暖炉があったらいいなあ。」とご相談を頂きました。
今回採用した暖炉はガス暖炉です。
燃焼に必要な吸排気は外部から直接取り込み外部へ排気する方式ですので、
弊社の高気密施工に最も適した方式です。
ガスを熱源にしていますので、薪を準備したり灰を捨てたりする必要がなく
とても扱いやすい暖炉です。
暖炉には薪を熱源にするものや、木質ペレットと呼ばれるおが屑等の製材副産物を圧縮加工した固形燃料を熱源にするもの、
最近では液体燃料(バイオエタノール)を燃焼させる暖炉もあります。
バイオエタノール暖炉は排気が水と二酸化炭素のみで有害物質を含まないようです。
配管設備などの工事が不要ですので現在のお住まいにもすぐ設置できます。
海外メーカー製品ですが、壁掛けタイプ(Vauni社)や
可動できる床置きタイプ(ecosmart fire社)もあり何ともお洒落。
(燃料が少々高そうな気がしますが…。)
冬の夜、リビングの照明を少し落として暖炉の火がゆらめくのを眺めながら
ホットワインを片手に~ なんて素敵ですよね!
ただ…ちょっと暑すぎて想像できない…。
竹沢孝浩