「光と風」都市の家づくりなら TERAJIMA ARCHITECTS

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2013.7.8

家を建てる際の建築職人集団の長を棟梁と呼びます。
通常、大工の親方を棟梁と呼びます。

大工は上棟からコツコツと柱を建てたり、壁を張ったりしています。
最後は棚板の取付まで含めると数か月にわたり現場に携わります。

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大工は日々、次の次の次・・・を考えながら仕事をしています。
まるで将棋を指すかのように緻密な計算をしています。
天候なんかもよく気にしています。まるで気象予報士のように。

現代の家づくりにおいて、大工の仕事で見える部分はほんの一部です。
家具、塗装、珪藻土壁、クロス、など表に現れるものを仕上げ工事と呼んでいますが、大工の仕事は、ほとんどが仕上げの為の下地造りでしかありません。設計図通りの壁の位置も、天井の高さも誰にも褒めてもらえません。

今日はクロス工事の下地処理ですが、職人さんや別の職方さんも「下地の貼り方がきれいで仕事がはかどるし、仕上げを受け持つことに気が引き締まる。」との感想。

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いやいや、クロス職人は知っていましたよ。見えないところにこだわるという職人気質を。下地といえども手を抜かないその職人魂を。

「棟梁、みんな判ってますよ。棟梁のこだわり、頑固さ。」

次の現場でも宜しくお願いします。

今村修一郎

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