2013.6.13
香りをハガキに閉じ込めて届けられたら素敵ですよね。
もしかすると、近い未来それが実現するかもしれないようです。
中国を拠点に活動するデザイナーのli Jingxuanさんが考えたこの香りのプリンターは、
electronic noseというセンサーを利用して、プリンターに記憶されているサンプルパターンで香りを分析。
その匂いが食品のものだと判断した場合、アロマベースの香りのインクで、特殊なハガキにプリントアウトするのだそうです。
香りを嗅ぐと急に昔の記憶を鮮明に思い出したりした事はありませんか？
この効果をプルースト効果と呼ぶそうです。
これは、脳内で記憶や情動、感情を司る部位と嗅覚を司る部位が非常に近いので、ニオイが記憶を刺激しやすいともいわれています。
しかし、実際の所詳しいメカニズムはわかってい無い様ですが…
ただ、この香りプリンターが実用化すれば旅先の思い出などを鮮明に思い出す事が出来るかもしれません。
（写真はRoomieさんからお借りしました。）
また、素敵な思い出を家族や仲間と共有したいという方にも良いですね。
terajima staff
