2013.2.5
先日、お休みをいただいて京都に行ってきました。
立春を迎えたとはいえ、まだまだ寒い今日この頃。
京都は盆地ということもあってグッと冷え込んでおり、まんまと風邪をひいてしまいました。。
皆様も体調にはお気をつけくださいね。
京都では、世界文化遺産にも登録されている二条城へ。
1867年に徳川慶喜が大政奉還を発表した舞台としても有名です。
印象的だったのが江戸時代につくられた二の丸庭園。
現在は国の特別名勝にも指定されています。
書院造庭園である二の丸庭園は、神仙蓬莱(しんせんほうらい)の世界を表した庭園と言われ、
池の中に御亭を建て、池の中央に3つの島、4つの橋を併せ持ちます。
当初は周囲を建物を取り囲まれた中庭的な庭園で、御殿の3方向から観賞できるように設計されており、
大広間からは庭園ごしに天守閣の一部を望むことができたとも考えられているそう。
なんとも贅沢な…さすが将軍、徳川家康。
当時の人々も中庭の景色に癒しを求めたのでしょうか。
そして、こちらの庭は、米国の日本庭園専門誌『Sukiya Living(数奇屋リビング)/ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング』が
日本全国の名所旧跡を対象に実施した「日本庭園ランキング(潮騒ランキング)」で、2005年に10位、2006年に6位に選ばれたそう!
『数寄屋リビング』…気になります。
ちなみに気になる昨年2012年の第1位は、島根県の足立美術館の庭園。
なんと10年連続で1位をひた走っている模様!
有名な庭園ではありますが、是非とも拝見したいものです。
庭に何か特別な思いを馳せることは、いつの時代も、そして万国共通なのかもしれませんね。