2013.1.26
先日お休みを頂いて、台湾へ行ってきました。
目的は故宮博物院とジブリ映画「千と千尋の神隠し」の舞台と言われている九ふん(漢字はにんべんに分)
去年あたりからずっと行きたいと思っていたのですが、念願かなってこの度行かせて頂きました。
故宮博物院には、今回が2度目。
子供の頃に行ったのですが、その頃は芸術の良さなど分かるはずも無く…
親が見ている間に、ベンチで遊んでいるという非常にもったいない時間を過ごしてしまいました。
多少見学はしたのですが、残っている記憶は「白菜」と「角煮」…
代表的な所蔵品の「翠玉白菜」と「肉形石」です。
やはり当時小学生だった私にはそれくらいしか面白いと思えませんでした。
今回改めて故宮博物院を訪れ数々の芸術品を見学し、
子供の頃には理解できなかった美しさや、歴史などを知る事が出来良い経験が出来ました。
中でも木材や象牙に掘られた彫刻はまさに神業!
(写真は全て故宮博物院HPからお借りしました。)
これは、家族3代で掘り続けたそうです。
レースの様な筋1本1本手作業です。
その他にも細かな所まで繊細な彫刻が施され、見方によって様々な発見があったりと…
とても見入ってしまいました。
台湾の故宮博物院の歴史をたどれば、日本の侵略を恐れ北京から疎開させたとの事ですが、
日本人でも見れる様になって良かったです。
今も何かと外交には難しい所がありますが、まだ見ぬ世界中の芸術品を
どこでも自由に見る事が出来る世界であってほしいですね。