2012.6.16
本日はあいにくの空模様ですね。
しばらく梅雨の長雨が続くようですが、そろそろ夏休みのご予定を立てられる方も多いのではないでしょうか。
そんなお休みに是非訪れたい…!と個人的に注目していた「星のや 竹富島」が6月1日に開業しました。
こちらは「星のや 軽井沢」でも有名なホテル運営会社「星野リゾート」が沖縄県の離党、竹富島にOPENさせた、コテージ型リゾート施設。
参照元:http://www.hoshinoyataketomijima.com/
竹富島の歴史的な街並みと白い砂浜、そこに流れるゆったりとした時間、空の美しさに魅了され、今まで3度にわたり訪れていますが、その竹富島にあの「星のや」が出来たとなると…自然と気持ちが高まります。
竹富島の居住エリアは全て、国が特別に文化的価値が高いと認めると選定される「伝統的建造物郡保存地域」に選定されてているそう。
また、歴史的景観だけでなく信仰や生活文化も現在まで継承されている数少ない場所です。
そんな島の風景に溶け込むよう、島の伝統への尊敬をもってつくられたという「星のや 竹富島」。
コンセプトは、「離島の集落で住人になったかのような滞在」。
6ヘクタールの敷地に配された48棟の家屋が客室になっていて、集落の住人になった気分が味わえるようになっているそう。
素敵です!
その建物には赤瓦屋根の琉球家屋や白砂の道、手積みの石垣(グック)など、竹富島の集落に見られる昔ながらの手法が取り入れられています。
そして、そんな竹富島の集落ならではの家づくりは、台風への備え、プライバシーと気候に合わせた暮らしの両立など、竹富島での暮らしに合理的に出来ているそう。
例えば、珊瑚の石灰石からなる手積みの石垣(グック)は、下よりも上を狭く積み、積む時にこころもち中へ勾配がつけられていることにより、台風の時にも穴が開いている場所から風が適当に風が抜けていくので音も消えるそう。
また、珊瑚の砂をまき、毎朝清めている習慣が根付いているという白い道は、島に生息する猛毒を持つハブを月明かりでも見つけやすくする環境作りに一役買っているとのこと。
先人の知恵がつくり出した島の家づくりと、現代の快適性が出会った空間。
いつか滞在してみたいものです。
皆さまもお休みのご旅行先としていかがでしょうか。
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