2012.6.10
先日、お休みの日にinteriorlifestyle TOKYOに行ってきました。
「interiorlifestyle TOKYO」は生活空間を彩るハイエンドなインテリア・デザインプロダクトが集結するライフスタイル提案型の国際見本市。
商談展になりますので、一般の方は入場できません。
設計事務所も来場対象ということでお誘いをいただき、何かアイディアソースになればと思い会場へ向かいました。
会場にはたくさんの人が!
家具やファブリックなどを集めた「HOME」ゾーン、キッチンツールやデザイン食器などを集めた「KITCHEN LIFE」ゾーン、フレグランスや文房具、フラワーアイテムなどを集めた「ACCENT」ゾーンなどの10ものコンセプトにゾーン分けされた会場に600社以上の企業が製品を展示。
今、インテリア業界でブームになっているキッチン関連商品を集めた(今月号のモダンリビングもキッチン特集です!)「KITCHEN LIFE」ゾーンは、日本メーカーのみならず海外からも多数のメーカーが出展。
昨今一大ブームを巻き起こしたシリコンスチーマーの影響か、カラフルなシリコンを使ったキッチンツールが目立ちました。
新しい和食器のアプローチも。
最近気持ちの良い季節のせいか緑や花への興味が俄然高まっておりますが、そんな私が会場内で気になったものが、ベルギーのアーティスト3人組による「Domani」の花器。
美しい発色と釉薬の使い方に魅了されてしまいました。
土の温かみを感じられ、和の雰囲気もしつつ、とてもモダンな印象。
「Domani」は、それまではプランターといえばイタリア製のテラコッタが主流だったその常識をひっくり返して、陶器、金属、様々なマテリアルで今までに無い花器を作り続けているパイオニア。
素材、形、テクスチャーに徹底的にこだわるスタイルはパリのメゾン・エ・オブジェなどで常に注目を浴びているそう。
また、職人により1つずつハンドメイドで制作されているそうで、ひとつひとつ花器の表情が違うのも特徴だそうです。
他にストアビジュアルを通した商品の表現、というテーマで真っ白な空間に仮想ストアを展開した特別企画ゾーンもとても興味深かったゾーン。
ディスプレイ・見せ方次第で、「もの」の多面性やメッセージまでも表現できるということが、白一色の空間で際立っていました。
新たな「もの」の発見と、魅力的なものをさらに引き立たせる「見せ方」という観点でも勉強になった有意義な一日でした。
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