スーホルム cafe

新着情報

2012.6.3

▼テラジマアーキテクツ・寺島茂建築設計事務所ホームページ▼

『椅子は人が座るまでは、椅子ではない』といったのは、デンマークの家具デザイナー、ハンス・ヨルゲンセン・ウェグナー。
なるほどそれでは実践してみよう！ということで先日お邪魔したのが、新宿三丁目にある「SOHOLM cafe（スーホルムカフェ）」。
お店の名前でぴんときた方は、かなりの建築・家具通です！

こちらは、名作を取りそろえる家具屋さん「ACTUS」によるプロデュースで、デンマークの建築家、アルネ・ヤコブセンが設計した集合住宅「スーホルム」をコンセプトにしたカフェ。
「スー」はデンマーク語で「湖」、「ホルム」は「小さな町」で、「湖のほとりの小さな町」という意味になるそうです。
素敵なネーミングですね。
こちらのカフェは、ヤコブセンの名作家具が迎えてくれます。

写真に写っている「セブンチェア」「アントチェア」はどちらもヤコブセンの代表的な名作チェアです。
色や形の違う椅子が、程よく同じ空間にしっくりと収まっているのは、なんだか不思議な感覚です。
セブンチェアは1955年の作品で、当時からモダン家具の手本となっていたそうです。
人気の北欧スタイルのはしりとも言えそうですね。

そんなヤコブセンの作品に実際に触れられるスーホルムカフェ。
ほかにもいくつか店舗があるようですので、お近くにお出かけの際にはぜひ立ち寄ってみてください。

terajima staff

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