ヒルハウスチェア

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2012.5.25

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バラの花が綺麗な時季になりました。
この季節は、よく手入れの行き届いたイングリッシュガーデンでアフタヌーンティーを楽しむ・・・なんて優雅な休日に憧れます。

バラは気品と強さを兼ね備えた、美しい女性のようなイメージがありますが、スコットランドの男性建築家の名前のついたバラがあることをご存じでしょうか。

こちらのバラの名は『チャールズ・レニー・マッキントッシュ』。
大きな花と、華やかなピンクが人気の品種だそうです。

チャールズ・レニー・マッキントッシュは、ウィロー・ティールームやヒルハウスの設計で有名なスコットランドの建築家です。
また、アール・ヌーヴォーのデザイナーとしても多くの名品を残しており、下の写真↓の「ヒルハウスチェア」をご存じの方も多くいらっしゃるかと思います。
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オリジナルは、1903年にマッキントッシュがヒルハウス（同氏が設計した邸宅）の主寝室のためにデザインしたものです。
100年以上前の作品ですが、今見ても幾何学的なデザインが斬新で、モダンな家に良く合います。
格子状の背もたれは、心なしか日本的なデザインにも感じられ、日本の家にもとてもしっくりと馴染むように思います。
現在も復刻版を購入することができ、実は弊社のお客様のお宅でも拝見したことがあります・・・！
こうした名品をひとつ置くだけで、家全体がセンスアップされますね。

余談ですが、マッキントッシュは天才画家・ダリのような口髭を蓄えたイケメン（！）です。
お名前がそのままバラの名前になるなんて、きっと素敵な紳士だったのでしょうね。

terajima staff

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