2012.5.14
東電が家庭向け電気料金の値上げを申請したとのニュース。
企業向けとは違い、「一斉・一律」の値上げになるとのことで、我々消費者を納得させる十分な説明が求められますね。
夏場の電力不足も懸念されていますし、今後さらに家庭の省エネへの需要が高まることでしょう。
弊社では以前から、自然エネルギーを最大限活用し、住宅そのものが持つ省エネ性能を高めた「自立循環型住宅」をご提案しています。
これは、その土地毎に日差しや風の入り方などを計算し、家庭でのエネルギー消費量を30%削減(※2000年の平均的な住宅と比較。)できるよう設計した住宅です。
省エネしつつも快適な空間の実現のためには、さまざまな工夫を要するのですが、「断熱性・機密性」も重要な要素となります。
弊社の手がける物件は、大きな開口部が特徴のひとつ。
開放的な大きな窓からは光と風を取り込み、照明や冷暖房の省エネにも繋がります。
ただこの大開口について、お客様からは「夏場暑くはないですか?」とのご質問をよく頂戴します。
確かに、東京の夏は非常に暑いですし、開口部から熱が入っては、室内環境をご心配されるのは最もだと思います。
そこで弊社では、開口部には「Low-Eガラス」を採用しています。
これは一般的に住宅で使われている複層ガラス(複数枚の板ガラスを重ねたそれぞれの隙間に、空気やガスなどを密封した空気層を設け、保温効果を高めたガラス。)の表面に、特殊な金属膜を堆積したもの。
これにより、断熱・遮熱性能を高め、外からの日射熱や紫外線を7割程度遮断することができます。
そのため、大きな開口部を設けても、夏場の室内が著しく高温になってしまうことを防ぎます。
(もちろん、構造の断熱や換気システムも併用しての効果です。)
このように弊社では環境に応じて、より快適な住まいのための設計・仕様をご提案していきます。
「明るく・快適な家」は、特に都心で暮らす際の永遠の命題です。
さらに省エネや耐震という課題もある現在、住宅が持つ性能はそのまま「住宅の価値」と言えるのかもしれませんね。
terajima
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