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2012.4.24

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本日は今年初の夏日になるとのことで、朝から軽装の方を多く見かけました。
寒暖の差がここまで激しいと、体調管理には十分に注意が必要ですね。

さて、今の季節の日差しはぽかぽかと暖かく、快適な温度をもたらしてくれますが、これが夏になると、なかなか厄介です。
特に弊社の手がけた物件では開口部を広く取るものが多いので、真夏の暑さを懸念される方が多くいらっしゃいます。
そこで今日は、大開口と快適さを両立させる工夫について書いてみたいと思います。

まず開口部の設計において重要なのは「庇(ひさし)」です。

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夏至の日差しの入射角度は72度。
この直射日光が部屋に入らない奥行きの庇を設置することで、室内の気温の上昇を抑えます。

逆に、冬至の日差しの入射角度は30度。
これは存分に取り入れたいので、日光の侵入を妨げないことが重要です。
夏・冬どちらの季節でも適応する、計算された庇を設置することで日差しをコントロールし、快適な室内空間を保つことができます。

そしてもう一点重要なのが、「高気密・高断熱」仕様の住宅であること。
冬温めた部屋の温度を逃がさず、また夏は暑い外気を遮断する。
こうした住宅性能を持たせることで、快適な空間でありながら、エネルギー消費も抑えられる、理想的な住宅を実現できます。

目には見えない住宅の「価値」とも言えますね。
5月には実際に物件をご見学いただけるOB訪問会の開催を予定しております。
快適な居住空間を、ぜひご体感ください。

terajima

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