2012.2.7
最近特に耳にする機会の多くなった「スマートハウス」。
今日は興味深いお話を伺いましたので、少しご紹介します。
スマートハウスの定義として、「エコガラスや太陽電池、蓄電池、高速光通信などを備え、これらとスマート家電やタブレットデバイスが連携して快適で暮らしやすい環境を実現した近未来型住宅。エネルギーと情報の流れをライフスタイルに合わせて最適化した状態を実現する。」
とかく我々に深く関係するのが、太陽電池や蓄電池といった住宅に採用されはじめている新設備です。
太陽電池を利用した発電システムは、街中でもよく見かけるようになりましたし、技術の進歩も目まぐるしく、発電効率の良いものがどんどん出てきていて、随分と一般的になりつつあると感じています。
お客様からのご質問にも必ず上がってきますし、やはり昨年の震災以降、この「スマートハウス」は、住宅を新築する際のキーワードになりつつあります。
まず、太陽光発電システムなどを導入するには、以前ブログでもご紹介したように、重視すべきなのは「発電効率」です。初期費用が高くなっても、発電効率が良ければ、売電できる電力量も増えるため、結果的に早い年数で償却できるというわけです。
高価なシステムであることは確かですが、国の補助制度もありますので、導入をご検討の際にはご相談頂ければと思います。
もうひとつの懸案事項は、導入のタイミングです。
自宅で発電して余った電力を、電力会社に売電できるということは皆さんご存じかと思います。
ただ、この売電の金額が年々安くなることは、意外と知られていません。。
昨年に比べても、今年の売電価格は1kwあたり5円ほど安くなっているのです。
売電額はシステム導入の初年度の金額からしばらく変動しませんので、早く導入したほうがお得な気もします。
しかし、システム自体はまだ発展途上ですので、これからもっと高効率で安価なものが登場しないとも限らず、この導入タイミングは長い目で見てじっくりとご検討ください。
そして、もうひとつ注目を集めるのが「畜電池」です。
自家発電した電気をためたり、深夜の安価な電気をためておくための設備です。
震災後の停電を経験すると、やはりあったらいいなと思いますよね。
こちらは家庭用のものも最近出てはきましたが、コスト諸々踏まえて考えると、「様子を見ましょう」というのが現在のご提案です。
ここは勿体ぶってしまいますが、その根拠はしっかりとありますので、気になる方はぜひお問合せください。
弊社でも今後この「スマートハウス」につきましては情報収集をしっかり致しまして、皆さまに最良のご提案ができるよう準備してまいります。
terajima
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