2012.2.6
東京で暮らしていますと、ふるさとのニュースを目にする機会というのは少ないものです。
そんな中、「諏訪湖の御神渡り(おみわたり)」のニュースが。
私は大変なじみのある言葉なのですが、ご存じない方のほうが多いかと思います。
この「御神渡り」とは、冬期、気温が低下するなか、諏訪湖の湖面が全面結氷し、寒気が数日続くことで氷の厚さが増し、さらに昼夜の温度差で氷の膨張・収縮がくり返されると、南の岸から北の岸へかけて轟音とともに氷が裂けて、高さ30cmから1m80cmくらいの氷の山脈ができる現象をいいます。
伝説では諏訪神社上社の男神・建御名方神(タケミナカタノカミ)が下社の女神・八坂刀売神(ヤサカトメノカミ)のもとへ通った道筋といわれています。
この地域は、伝承や神事が古くから沢山受け継がれてきていますので、こうした伝説が各所に残っています。
「御神渡り」は温暖化の影響などから、近年見られる機会が減っていますが、今年は4年ぶりの出現とのこと。
御神渡りが出現すると、氷の筋から今年の世相や農作物の出来、気象を占う「拝観式」が行われるのが習わしですが、今年の世相はどうだったのでしょうか。
御神渡りが出現したときはもちろん、凍った諏訪湖への立ち入りは、原則として禁止されています。
氷の状態も不安定で危険が伴いますので、見物はあくまでも湖畔から。
諏訪湖畔は歩道の整備も万全ですので、安全に楽しんで頂きたいと思います。
私も直接、拝みたかったなと少し悔やまれます。。
藤森
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