2011.11.14
先日実家の母から大きな段ボールが届きました。
沢山の地元産の野菜と一緒に、入っていたのがこちら。
そうです。柿です。
ただし、わかる方もいらっしゃるかも知れませんが、これは『渋柿』なんです。
渋柿といえば、そのままでは渋くてとても食べられません。
本来ならは、皮をきれいに剥いてから、寒い外につるして、「干し柿」にして食べるものです。
しかし、とある方法で、干さずとも渋柿を甘くする方法があるのです。
その方法は『渋抜き』といいまして、地域によって様々のようですが、私の実家では「ドライアイス」を使います。
ドライアイスと渋柿を一緒にビニール袋に入れて、口をしばり室内に置いておく。
すると一週間くらいで、甘い柿になるのです。
ほかには柿のへたの部分に焼酎をつけるなんて方法もあります。
なぜ甘くなるのかは定かではありませんが(勉強不足ですみません。。)、昔の人の知恵には本当に感心してしまいます。
建物に関しても同様に、築100年を超える民家や文化財に指定されるような建築物にも、先人の創意工夫が数え切れないほど盛り込まれているのでしょうね。
「温故知新」の気持ちで、ひとつでも多く受け継いで行けたらと思いました。
甘くなった柿は、おいしく頂きました!
藤森
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