2011.11.6
日光東照宮といえば、江戸幕府初代将軍・徳川家康公を祀った神社として知られています。
また東照宮を含む「日光の社寺」は、世界遺産にも指定されており、最近では「パワースポット」としても注目されました。
なんでも、お参りすると出世できるとか。。あやかりたいものですね。
さて、目的地に到着すると早速境内へ。
この日は休日ということで、沢山の観光客でにぎわっていました。
パワースポットブームの影響でしょうか、予想以上に若い方が多くて驚きました!
境内はちょうど紅葉が見ごろで、庭園の紅葉がきれいでした。
日光東照宮はご存じの通り、敷地が大変広く、本殿や陽明門をはじめ、多くの国宝・重要文化財が点在しています。
大きな石鳥居をくぐり、まずは有名なこちらを見学。
神厩舎(しんきゅうしゃ)の三猿(さんざる)です。
神厩舎とは、御神馬をつないでおく厩舎で、
昔から猿は馬を守るものとされていたため、猿の彫刻が施されたそうです。
有名なのは写真の「見ざる・聞かざる・言わざる」ですが、実はこの猿は8面あり、人間の一生を表しているのだそう。
落ち込む友を励ます様子や恋に悩む様子なんていうものもあり、昔も今も、人生に悩みはつきもの。。と感慨深く拝見しました。
そしてこちらが、日本一美しいと言われる、国宝・陽明門。
遠くからみるとその重厚感に圧倒され、近づいてみるとその細密さに驚愕します。
500以上もあるという彫刻の一つ一つが人の手で作られたと思うと、当時の職人さんに頭が下がる思いがしますし、また同じ日本人として誇らしい気持ちになります。
一日中見ていても飽きないと言われるのも納得です。
当時は将軍や位の高い大名しか入ることが許されなかった本宮の拝殿などにも入ることができ、しっかりとお参りさせて頂きました。
こうした歴史的な建造物や場所を守っていくためにも、当時の歴史を学んだり、先人への尊敬の念を抱くことが大切だなと改めて感じました。
terajima staff
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