2011.10.2
省エネ住宅という言葉が一般的になって随分経ちますが、先の震災後は「ゼロエネ・脱エネ住宅」という言葉を良く耳にするようになりました。
一般的にいう「ゼロエネ」というと、太陽光発電などの設備を導入して、エネルギーの収支が均衡する家を表します。
しかし、ただ設備を導入すれば良いのかといえば、そうではありません。
エネルギーを自宅で作り出す設備を備えることは、もちろん節約に繋がります。
しかし、本当の意味での「省エネ」は本来、極力エネルギーを使わない暮らしではないでしょうか。
例えば家を新築する際に、住宅の機能はそのままで、エネルギーを自己完結させようとすると、大変な設備投資費がかかります。
そうすると、設備費を減価償却するにも時間が必要ですし、せっかくの節約という利点も活きませんね。
そこで設備以前に考えたいのが、自然にあるエネルギーをどうやって活かすかということ。
どんなに暑い日でも風が通れば涼しさを感じますし、寒い日には日の光で暖かさを感じます。
この自然エネルギーを利用した快適でエコな住まいを「自立循環型住宅」と呼びます。
弊社ではこの考え方に早くから賛同し、ご提案する住宅では、平均して約30%の省エネルギーが可能です。
その土地ごとに、通風や日光の入り方を計算し、また高水準の断熱性能を備えることで、極力エネルギーを使わずに快適に暮らせる家を実現します。
この「自立循環型住宅」につきましては、10月23日(日)開催予定のセミナーでも詳しくお話致します。
★お申し込みはこちら。
まずは「省エネルギー」な構造を備えた住宅があり、そこにプラスして太陽光発電システムなどの設備を賢く導入することで、理想の「ゼロエネ」住宅に近づくのではないでしょうか。
terajima
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