2011.8.29
週末に「没後100年 青木繁展-よみがえる神話と芸術」を鑑賞してきました。
昨日に引き続き、私的な趣味の話題で恐縮ですが。。
実はこのチラシを見るまで、青木繁という日本の画家を全く存じ上げておりませんでした。
勉強不足で恥ずかしいのですが、副題に惹かれて観に行くことにしました。
というのも、学生時代に日本神話を少し勉強していたので、あの世界観がどんな絵になっているのだろうと、気になってしまったのです!
青木繁が画壇デビューを果たしたのは、美術学校在学中のことで、当時から日本の神話を題材にした作品を出品していたそう。
日本神話は今でこそ物語として捉えられることが多いのですが、当時はまだ疑いようもない歴史としてあったものです。
そのせいでしょうか、想像していたよりもリアリティのある作品群に圧倒されてしまいました。
(もっとファンタジー要素というか、幻想的な世界観を予想していました。)
日本神話は主に日本書紀や古事記などの記述として残されていますが、全体よりも個々の挿話が一般的かもしれません。
因幡の白うさぎも、海幸彦・山幸彦などの有名な昔話も、日本書紀に登場する話です。
昔話をイメージして描かれた作品から、私は逆に物語をイメージしていく。と、なんだか不思議な時間を過ごすことができました。
彼の没後、遺作展を観たかの文豪夏目漱石にも「天才」といわしめたほどの才能を持っていた青木氏。
28歳という若さでこの世を去ってから100年、未だ衰えない作品のパワーに圧倒されました。
見ごたえのある展覧会ですので、お時間があればぜひ足を運んでみてください。
会場はブリジストン美術館、会期は9月4日までです。
藤森
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