2011.6.18
先日、かねてより楽しみにしておりました『世界報道写真展2011』を見に行ってまいりました。
この写真展は、オランダ アムステルダムで毎年開かれる「世界報道写真コンテスト」の入賞作品が展示されており、一年をかけて世界中を巡回します。
今回は125の国と地域から10万8千点を超える応募があり、、「現代社会の問題」「自然」「スポーツ」など9つの部門で160点の入賞作品が選ばれました。(※写真展公式ホームページより引用)
訪れた日は平日にもかかわらず、場内は多くの方でにぎわっており、関心の高さが伺えました。
今回の恵比寿会場では特別に、先の東日本大震災の写真もスライドショーとして公開されていました。
津波の被害にあい、瓦礫の中に呆然と座り込んでいる人、水たまりに沈む花嫁の写真など、胸が痛むような光景がある一方で、避難所でバレーボールの練習をする学生や子供たちの笑顔の写真もあり、こちらが救われるような気持ちにもなりました。
ここでも多くの方が足を止め、映像に見入っていたのが印象的でした。
カメラマンのファインダー越しに見た世界は、美しくもあり、また残酷でもあり、思わず目をそむけてしまうような写真もありました。
この写真展に来るといつも感じることですが、日本は本当に平和で、私は恵まれた環境にいるのだなと思います。
悲惨な世界の現状を目の当たりにすると、何もできないことに憤りを感じますが、一方で自分のおかれた状況に感謝しなければとも思えます。
殺伐とした環境で暮らす人々が写真の中から投げかけてくるまっすぐな視線を、私もしっかり見られるように、日々を過ごしていきたいと思いました。
こちらの写真展、会期は8月7日までです。
会場の東京都写真美術館も素敵な場所ですので、ご興味のある方はぜひ足を運んでみてください。
藤森
◆◆◆◆
▼『SE構法・重量木骨の家 経営者ブログ』建築家・寺島茂ブログはこちら▼
▼お問合せ・ご来社予約・見学会お申込みなどはこちらから▼
info@terajima.co.jp
▼【開拓者たち】予告編▼
▼【開拓者たち】メイキングの様子▼
▼【開拓者たち】DVD & 【Design Gallery(建築家作品集)】 CD のセットはこちらから▼
▼テラジマアーキテクツ・最新イベント情報はこちら▼
▼テラジマアーキテクツ・作品集▼
▼「長期優良住宅」が標準仕様です▼