2011.6.5
やっと!行ってまいりました。
「レンブラント-光の探求・闇の誘惑-」を体感すべく、上野の国立西洋美術館へ。
3月から開催していたというのに、こんなに引っ張って会期終了間際になってしまいました。。
場内はさすが巨匠の展覧会、沢山の人で賑わっていました。
私はレンブラントの油彩のイメージが強くあったのですが、今回の展覧会では版画作品が多く展示されていました。
その細密さといったら、もう感嘆のため息しかでないほど。
「光と影の魔術師」と評されるように、そのコントラストが非常に美しく、特に黒い部分はビロードのような質感で、じっくりと見入ってしまいました。
レンブラントは版画の特性を生かして、様々な紙を用いたそうです。
中でも生成りのような風合いの和紙をことのほか愛したそうです。
和紙を使った作品は、羊皮紙の様にちょっとクラシカルな趣があり素敵です。
また自画像に代表される油彩の肖像画は、今にもその足が一歩前に出てきそうなくらいの臨場感で、若干緊張しました。
さながら、某魔法映画にでてくる絵画のようで、絵の中で生きているような気さえしてきます。
多くの画家からも尊敬を集めるレンブラント。
「光があるから影に惹かれる・影があるから光を求める」すなわち「光と影」の真の意味を追い求めたこの画家の真摯な探求心を、ひしひしと感じた1日でした。
何よりこれほど多くの作品を一度に拝見したのは初めてでしたので、大変興奮しました!
技術的な知識がなく、浅い感想になってしまっていますが、ぜひ多くの方にご覧いただきたいと思います。
会期は6月12日(日)までです。
藤森
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