2010.9.21
暑さ寒さも彼岸まで、と申しますがまだまだ暑い日が続きますね。
東京都心では真夏日(最高気温30度以上)が本日で過去最多日数の70日(04年)に並んだとのこと。
以前まで「自宅では夏でもエアコンはつけない!」ことが唯一の実践エコだった私ですが、繰り返す猛暑日にヘコたれ、すっかりエアコンなしでは過ごせない体になってしまいました。。。いと情けなし。
「あつい、あつい、あつい、、、」
口から発することによって、身体に涼を得ることもなく無益感が余計なダメージを与える言葉をぶつくさ唱えつつ、本日の目的地、浅草へ。
そこに構えるはどーん。
巨大ビールジョッキ!!
夏はやっぱりコレですよね(ジュル・・・)
シュワシュワした泡と、キレのよいのどごしが(・・・ごっくん)
ご存知、浅草の吾妻橋より眺める、アサヒビール本社ビルです。
その隣は世界的デザイナー、フィリップ・スタルク設計の吾妻橋ホール。
こちらはビアホールです。
ビールジョッキと炎。
(スタルクが表現したのは炎です!金色の○○○と言われてしまいますが・・・)
2棟とも1989年竣工ですが、著名な学者や建築家で構成される「美しい景観を創る会」が「悪い景観100選」の一つとしてリストアップしたこともある、あまり建築的によい評価をされているとはいいづらい建物です。(日経アーキテクチュアNo,933より)
が、インパクトと奇抜さ、アイコンとしての視認性は群を抜いていて、子供たちにも受けがよい(に違いない)点で、好きな建物です。
だってものすごく分かりやすいんですもの!
かつ、近くでみるとホール外壁の黒御影石の曲線がホント綺麗に施工されているんです!
同じ意見の方が多いに違いないことは、吾妻橋からシャッターを切る観光客の多さから類推できますが、この建物を受け入れる懐のある、下町浅草という土地柄が素敵だなぁと思います。
竣工すると634m(ムサシ)の東京スカイツリーと並んで、これからも愛されていく建物なのではないでしょうか。
ちなみにビアジョッキの泡部分は展望レストランとなっていて、ここからスカイツリーが正面に見えるということで、大人気らしいです。
皆様、浅草にお立ち寄りの際はぜひ足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?
鴨下
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