2010.4.23
4/15、セミナーの前日で忙しい日でしたが、参加してきました。
主催は我らがNCNさんです。重量木骨プレミアムパートナーを対象に今年から取り組む新たな試みです。
さて「パッシブデザイン」という言葉をお聞きになられたことはあるでしょうか。
パッシブを直訳すると、「受身な」とかそういった意味ですが、それでは少々理解が難しくなります。
といってもこれは概念や考え方を表す言葉なのでどんぴしゃな説明もないのですが、かいつまんで説明すると、「建築的手法によって快適さを実現することのできるデザイン」といったところでしょうか。
暑かったり寒かったりすればエアコンをつけるといった機械的手法には頼らずに、これからは根本である建物自体をもっと工夫して建築しようといった考え方です。
例えば弊社の外張断熱もパッシブデザインの一環になります。
断熱性を高めることで、冷暖房の使用を最小限にとどめる。その結果、ほんとうの意味での快適が得られるし、また環境にもいいということですよね。
今回のワークショップでは、もう少し奥深くまで踏み込んで、太陽や風などの自然エネルギーをうまく取り入れるための設計について考えるという内容。
すごく奥深い講義でした。
ちなみにタイトルの「野池」とは、今回の講師を務められた野池政宏氏のことです。ばりばりの関西弁での講義でしたが、大阪出身の僕にはなじみ深く、多少小難しく堅苦しい内容の講義でも、フランクかつカジュアルに聞くことができました(笑)恐るべし関西弁!
でも実はこの分野においては権威のある方で、新建ハウジングなどの専門誌に、もう何年も連載しているそうです。
このワークショップは全3回の予定です。ちなみに来月はQ値計算(住宅の温熱に関する性能をきちんと数値化し、物理的に検証すること。『言うは易し、おこなうは難し』ですけど)が必須になるようなので、勉強しないといけません。。数学というか数字に疎く、途端に眠気が襲ってくる僕には果たして耐えられるのでしょうか!?
次回ワークショップへつづく。
座った席の真横にビルがそびえたっておりました。通称「三角ビル」です。
ちなみに会場は新宿NSビルの30階、スカイカンファレンスルームです。毎回思いますが、果たしてこんな高い高いところでお勉強などする必要あるのでしょうか。。(笑)真相は次回へ続きます。
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