「光と風」都市の家づくりなら

旅行二日目です。
さて観光ですが、メインは熱海の別荘『起雲閣』です。「熱海の三大別荘」と称され、指定有形文化財であります。

建物自体も荘厳で立派なのですが、太宰治や谷崎潤一郎などの名だたる文豪達が宿泊した別荘でも有名で、それらの部屋が展示室として見学できます。
中でも尾崎紅葉が宿泊したとされる部屋がぞくぞくします。

壁が真っ赤なんです。さぞかし気分が高揚したでしょうね、紅葉氏。

ところでかの建築家・隈研吾氏がかつて「建築とは時間である」と言っているのを何かで読んだことがあります。
その時の氏の本意とは多少違うかもしれませんが、こういう歴史的な建造物に触れると、その意味のかけらをすこしでも共感できたような気になります。
何十年も前に文豪たちがここに座って、同じ部屋から同じ景色を眺めていたと思うと、彼らとシンクロするとまではいきませんが、それこそ気分が高揚するのがわかります。

あと、少し離れた小田原城にも行きました！歴史好きの僕はけっこう楽しめました。
この前、司馬遼太郎の「功名が辻」で小田原攻めの話を読んだばかりに、興奮ひとしおです。
時間がなかったのが残念ですが。。

最後は蒲鉾の鈴廣へ。いろんな蒲鉾が売ってて「へぇ」と思いながらも、蒲鉾に関係ないジェラートを食べました。
キッチンのリネアさんの女性二人にもお勧めすると、食べた途端に寒くなったらしく、ブーイングが。。

以上がレポートです！
こういう旅行を通じて職方と社員、それから業者が親交を深めることは大切です。
明日からの仕事の活力にもなりますし、やはり大勢の人が関わる家づくりにおいては、相互のコミュニケーションが重要であり、こういうつながりがその潤滑油にもなるはずです。

お休みを頂いていた間、皆様にはご迷惑をおかけしたかもしれませんが、その分お仕事できっちりとお返しさせてください★