2009.10.21
条件反射は「言葉」においても発生し、僕らを惑わせるものですね。
例えば「確率」という言葉の場合。
『じゃんけんに勝つ確率は30%』は「3回に1回勝つ」ということを意味します。
しかしもし「確率」という言葉を耳にして、このじゃんけんの場合を即座に思い出すと、「降水確率」は少々解せません。「東京の本日の降水確率30%」を「え、3回に1回雨が降るということ?」と考えてしまいます。この場合の確率が示すのは「東京では、本日30%の地域で雨が降ります(70%は降らない)」という意味だそうです。知っていればなんてことはないですが、条件反射が理解を邪魔します。
先日、こんなことが。
数年前にお引渡しをした横浜市のF様邸へ、インタビューのためにお邪魔してきました。その際に何かお土産を買っていこうと東急百貨店に行った時のことです。
ギフトコーナーに行き、商品を決めて「これください」と言うと、ベテランおばちゃま店員さんが即座に、「お持ち帰りですか?」と僕に訊ねるではありませんか。
「はい、持ち帰ります」と答えたはいいものの、
(いやいや...持ち帰るに決まってるでしょう。そもそもギフトコーナーで買い物してるんですよ。『持ち帰りません』と言えばどうするつもりだったのかな...)と僕の心は困惑してしまったのです。
会計を済ませその店を辞した後も、「それにしてもあの店員さん、ベテランなのに何故あんなことを聞いてきたのかな」ともやもやすること20分。はっと、ひらめきました。そしてすっきりすると同時に、自分を恥じました。
今思えばほんとうになんてことはないんですが、
あの店員さんは、『お持ち帰り』か『発送』かどうかを訊ねたかったのですね。ギフトの送り先は手渡しできる相手とは限りませんから、この質問は至極当たり前です。
しかし僕は...
ファーストフード店に頻繁にいく僕は、こともあろうに『お持ち帰りですか?』の質問に対し、条件反射的にもう一つの選択肢を『店内で召し上がりますか(=Eat In)』かと思ってしまったんです。そのため、「ギフト品をこんな店内で食べるわけないでしょう…」と本気で思い、怒りではなく、動揺で頭の中がもやもやしてしまいました。
「ギフトの購入において『持ち帰りか、発送か』を聞かれるのは当たり前でしょ?」と皆様はお思いになられるかも知れません。が、お恥ずかしい話、これ実話なんです。
最近頭の回転が鈍いようで困ります。鈍い頭は、なんてことないコミュニケーションを勝手に困難なものにしてしまうようです。
もっとシャンとしながら日々生きないといけませんね。
社員、それから皆さまとはトンチンカンな会話してませんでしょうか?おかしなこと言ってったら忠告お願いします(笑)
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