2006.2.5
さてみなさま、タイトルを大きな声で読んでください!
・・・ふふふ。
答えは「さしがね」。
大工道具の一つでL字型の物差しの名前をこう呼びます。
・長さを測る
・曲線や直線を引く
・直角を調べる
・勾配を求める etcができます。
大工さんの物を測る単位はメートル、センチ、ミリではなく
尺(しゃく)、寸(すん)、分(ぶ)なのです。
よって曲尺の目盛りも尺、寸、分。
1分(いちぶ)=約3ミリなので、
「ここ2ミリ間をあけてください」
とお願いすると
「1分(3ミリ)以下はないよ〜ほら目盛りにもない!」
とのコメントが返ってくることも(笑)
円の直径を測ると円周の長さがわかる「丸目」、
四角の一辺をはかると対角線の長さがわかる「角目」。
曲尺には昔の人の知恵が詰まっています。
(鴨下)