2016.9.1
皆様、こんにちは!
残暑が厳しくなって参りましたが、如何お過ごしでしょうか。
夏の疲れが出る時期ですので、どうぞお身体ご自愛くださいね。
本日は、建心会職人インタビュー第三回目「建具・家具職人」の坪原木工さんのご紹介です^^
建具とは、部屋の仕切りや外部との仕切りに用いる扉やふすまなど全般を指します。
その空間に合った造作建具・家具は、私たちのデザインを支える重要な要素のひとつ。
仕上がりの美しさで定評のある坪原木工さんの工場にて、お話を伺いました。
▲気さくな笑顔が素敵な坪原さん。
–まずは、お仕事の内容を教えてください。
造作家具と建具をつくっています。造作って分かりづらいかもしれませんが、オーダー家具、特注家具とも言い換えられるかな。
特注家具と特注建具をつくっています。木製の。
–この仕事を始めたきっかけは?
元々はレストランで働いていて、でもずっと木には興味があったので、家業を継ぎました。
他の家具屋さんで修行してから入って、24歳のころからかな。最初は普通の建具屋さんだったんですけど、
僕が家具を覚えてきたので、今は家具と建具を両方つくるようになりました。
–坪原さんが継がれてから、お仕事の幅を広げられたのですね。
建心会に入ってテラジマアーキテクツの家づくりに携わっていただくようになってから、どのくらいでしょうか。
3~4年くらいですね。テラジマの設計さんとは、一緒に試行錯誤して、
ひとつのものを作り上げていく過程が面白いなって思いますね。
–弊社の設計スタッフからは、坪原さんはよいものを作り上げるために手間暇を惜しまず、
いつも色々な意見をくださり本当に頼りになる!との声多数でした。
僕もそうだけど、うちの職人も全員「作る」のが好きですからね。
単に指示に従って、でも内心「これやってもどうせうまくいかないんだよな・・・」
と思いながらつくっても全然いいものできないけど、「この方がいいんじゃないか」「こういうやり方もあるんじゃないか」
と意見交換を繰り返して、「じゃこれでいこう!」って納得してつくり始めると、安心して、夢中になって作れるんですよね。
それが多分、テラジマさんとのよいモノづくりにつながっていると思うんです。
–坪原さんがこのお仕事をされてて一番うれしい時ってどんな時ですか?
うれしいときはちょこちょこあるんですけど・・・
まず建具や家具が完成したら嬉しい。完成したものを現場に持って行って、設置してバチンと閉まった時も嬉しい。
その後、部屋がきれいに仕上がったところを見た時も嬉しいですし、実際にお客さんが住んで使っているのを見るのも
また嬉しいですよね。
できれば、家を建てた後も、お客さんには何かあれば気軽に来てほしいんですよね。
そう思って、この事務所を建てました。工場って入りにくいじゃないですか。
何か困ったことがあったらすぐに声をかけてもらえるような、お客さんにとって身近な存在でありたいな、と思っています。
–お客さんとのお付き合いをとても大切にしていらっしゃるんですね。
その他に、坪原さんがお仕事をされる上で大切にしていることはなんですか?
うーん・・・寸法を間違えない!(笑)台無しになっちゃいますからね。
あとは納期。うちだけの工事じゃないですからね。家づくり全体の作業の流れにちゃんと乗っていかないと、
建心会の他の業者さんにも迷惑かかっちゃいますから。
–なるほど、ありがとうございます。では最後に・・・テラジマスタッフに一言お願いします!
いつもありがとうございます。
おかげさまで楽しくお仕事させてもらっております。これからも新しいものづくりを一緒にしていきましょう!
宜しくお願いします。
–ありがとうございます!
▲キャリア60 年近くになるという会長さんと坪原さんのもと、若い職人さんが多数活躍されています。
▲皆さんのお仕事道具を並べてパチリ。和気藹々とした雰囲気の職場でした。
弊社のオリジナル三角スケールも坪原さんが作ってくれています^^
プライベートでは走るのが好きで、最近はトライアスロンに挑戦されているのだとか。
そして一番好きな食べ物は「たけのこ!!」という珍解答、その後30分近くに渡りたけのこの美味しい食べ方や、
たけのこにまつわる思い出などを楽しく話してくださいました。
柔らかい物腰と気さくな笑顔の裏に、情熱的な一面を感じる坪原さん。
これからも末永く、私たちの良きパートナーとして、よりよい住まいづくりにお力添えいただけたらと思っています。
坪原さん、坪原木工のスタッフの皆さま、
お忙しい中お話をお聞かせくださり、本当にありがとうございました!
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