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2015.3.20

建心会職人インタビュー:vol.1木下大工②

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建心会職人インタビュー木下大工編、続きです。

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仕事が早くて丁寧だと各方面から評価の高い木下さん。現場監督の石塚が語るその秘訣は…?
 「仕事が早いのは、頭を使って常に段取りや材料を無駄にしない方法を考えているからだと思います。
考えている量が違うような気がしますね」(石塚)

お互いの現場を助け合うことも多く、その実力を認め合う仲である林田大工からも、
同じ大工の目線から見た木下さんの仕事ぶりについて、コメントをいただきました。

 「良い物を作りたいという気持ちが強い人ですね。
工期が決められているので『”ここまで”仕事をしたら、それ以上はこだわらない』というのは
職人としてとても大事だと思いますが、木下さんはその”ここまで”のレベルが非常に高い。
なのに、仕事は早いんです。
いつも留めがピッタリ合っているのも『たまたまだよ~』と笑っていますが、毎回たまたまな訳がない(笑)
作業としてやっているというよりは、常に考えて仕事をしている印象です」(林田大工)

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屋根の上を軽々と歩いて行く木下さん。すごいです…。

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屋根仕事中の様子

–では、木下さんが思う、他の会社とテラジマアーキテクツの仕事との違いがありましたら教えてください。
 設計・施工管理を一貫で行っているので、仕事がやり易いですね。
設計事務所と言うと設計と施工は別で、設計者の意図や細かな変更が
施工会社の監督に伝わっていない場合がよくあるのですが、
設計も現場監督も同じ会社の人間だとよくコミュニケーションが取れているのでそういったことがなく、
スムーズに気持ちよく仕事ができています。

–最後にテラジマアーキテクツのスタッフに言いたいことがありましたら、是非お願いします!
 皆さんに助けていただいていますが、特に今村さんには感謝しています。
テラジマアーキテクツの最初の現場が、今村さんが監督をされている現場でした。
ご迷惑をお掛けしましたが、色々と教えていただいたお陰で今があると思っています。

趣味はサーフィン、そして好きな食べ物はケーキだと言う意外な一面もある木下さん。
大工仕事の中で好きな工程は?と伺うと
「屋根仕事です。いかにも大工って感じで格好いいでしょ?」と言いながら嬉しそうに笑う顔と、
仕事中の真剣な顔がとても印象的でした。

木下さん、ご協力いただきありがとうございました!

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■現場監督 今村よりメッセージ
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新しい大工さんに出会うと、その人の人柄や技量などをよく見るようにしています。
木下さんの第一印象は話し方が丁寧で、ものづくりが好きで研究熱心な人だなと思いました。
初体験の工法などで不安な事はどんどん聞いてきますし、
次の現場ではさらに効率的な工夫の様子が伺えます。
「どうしたら早く、きれいにできるのか?」を常に意識しているからでしょうか。
修行時に相当厳しく育てられてきたことが、身に沁み込んでいるからこそ行える事で、
それをさらりとこなす木下さんは、見た目は若いが本物の大工さんです。
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