2013.11.20
昨日のブログでもお伝えしました通り、エヌシーエヌさんにお邪魔して、
SE構法についてのお話を色々と伺ってまいりました。
その中で出てきました、耐震のお話。
最近東京では度々揺れを感じることもあり、気になっている方も多いかと思いますので、ご紹介します。
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元々SE構法は、阪神・淡路大震災を契機に「大地震が起きても壊れない木造住宅を」との思いから生まれた工法です。
木造住宅で最大の大空間や大開口を実現できる、というデザインや居住性のメリットもありますが、このロゴからもお分かり頂けるように、木造でありながら「地震に強い」ということを強くお伝えしたいと思っています。
住まう上で、耐震性能は普段意識することの少ないポイントだと思いますが、
建物は人の暮らしを雨風や災害から守るためのもの。
デザインや動線など、良い家の要素は色々ありますが
「安全であること」が最も大切であることは言うまでもありません。
東日本大震災では1棟も倒壊することなく、沢山の人の命を守りました。
また、大きい地震だけが脅威ではありません。
小さな地震の積み重ねが、時間をかけて少しずつ建物にダメージを与え、深刻な被害をもたらすこともあるそうです。
そこで先日、エヌシーエヌさんは筑波の防災科学研究所の協力を得て、
中地震→大地震→阪神淡路大震災クラス→阪神淡路大震災×1.14倍
の4回の地震に相当する衝撃を連続で与え、建物がどれだけ耐えられるか実験を行ったそうです。結果、SE構法の建築物はほぼ被害を受けることなく、安全性が確認できたとのこと。
東日本大震災の後には大きな余震が度々発生しました。
繰り返す揺れにも強いということは、とても大切なことです。
実験のお話を伺い、SE構法の魅力を再確認しました。
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私たちがお客様にお届けしたいのは、建築家ならではのデザインを取り入れながら、耐久性に優れ長く住まうことのできる、新しい時代のための住まいです。
その一環として取り入れているSE構法の良さを、多くの方にお伝えしたいと思っています。
こちらのページでも詳しくご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
また、ご興味のある方、お気軽にスタッフまでお尋ねくださいね。