2013.7.22
少し涼しくなったと思えば、また真夏のような日々が戻ってきましたね。
気温差で体調も崩しがち…ですが、こまめな水分補給を心がけ、元気に夏を満喫したいものです。
そんな猛暑の中でも、次々と地鎮祭が行われています。
【横浜市 S邸】
【練馬区 M邸】
【世田谷区 O邸】
地鎮祭の中でも重要な儀式が「鍬入れの儀」土地の神様を鎮める儀式です。
皆さまご存知でしょうか?
現在では、機械を使って土地を平らに均していますが、
昔は手付かずの土地を鎌で草を刈って、鍬で土を掘り起こして、
鋤で土を平らに均したとされています。
それにならい、盛砂に生える草を鎌で刈る神事を設計者が、
盛砂に忌鍬(いみくわ)忌鋤(いみすき)で穴を掘る神事を、
鍬入れ(くわいれ)はお施主様、鋤入れ(すきいれ)を施工者が担当します。
家を建てるに当たり、荒れた土地に人間が手を加える様子を神様にご覧いただき、
建築の許可を得るという意味もあります。
なお、この儀式の際には「エイ、エイ、エイ!」と大きな声を出すことが慣わし。
恥ずかしがる方、意気揚々と大きな声でされる方、様々ですが、
この掛け声には、エイ=栄えるという意味があるそうです。
こういった行事も家づくりという一大イベントの思い出となるはず。
これから行われる工事の安全とご家族の皆様の安全をお祈りしつつ、
引き続き、気を引きしめて参ります!