ヴィンテージ家具を愉しむ大人の家戸建東京都
東京都世田谷区S邸
- 概要
-
- 所在地:東京都世田谷区
- 物件種別:戸建
- リノベーション費用:2,000万円
- 家族構成:夫婦・犬2匹
海外転勤のため北欧で暮らしていたというご夫婦。
帰国に際し、転勤中賃貸していた持ち家をリノベーションしたいというご要望でした。
元の住まいは個室が多く、ご夫婦の暮らしにはそぐわないということ、
コロナ禍となる前には、ご友人を招いて食事会を開くのがお好きだったということから
2階のLDK横にある洋室をなくし、大きなLDKを作ることにしました。
以前から所有されていたアルフレックスのダイニングセットやソファのほか、北欧で購入されたヴィンテージ家具や食器などを多数お持ちでいらっしゃったことから、家具をベースに似合う内装をご提案。
グレーの壁紙は、北欧の住まいの壁の色がお気に入りだったということから、それに近い色のものを選んでいます。
馴染みのあるライフスタイルを採り入れながら、新たな暮らしにフィットするゆったりとした住まいを目指したリノベーション計画です。
>>>この邸宅は動画でもご覧いただけます。動画はこちら
奥の個室をなくし、半個室のキッチンを移動してオープンな配置に。ゆったりとしたリビング・ダイニング空間を作りました。壁は北欧家具の似合うブルーグレーの色で塗装し、梁の木肌を出して温かみを演出しています。
階段室とLDKの間にはガラスの間仕切りを設けて、より広々と抜けの良い空間に。
カップボードやダイニングテーブル、チェアはいずれも以前から愛用していたもの。お手持ちの家具をそのまま活かせる空間をデザインしました。
リビングダイニングにはダウンライトを設けず、夜は間接照明とお手持ちのスタンドライト、キャンドルを灯して優しい寛ぎのひと時を楽しめるようにしました。
二階へ続く階段が玄関から見えるように、壁を取り払ってルーバーを設置しました。視界の抜けを演出すると同時に、意匠上のポイントでもあります。突き当りにはアートを飾って楽しめるスペースと、専用のスポットライトを設けました。
既存の玄関扉や靴収納を活かしつつ、新たなデザインに馴染む空間に仕上げました。
来客用トイレは、北欧で収集した小さなアートやお皿を飾って楽しめる場所に。小さな洗面台を設置しました。