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2009.10.14

【コラム】フラット35

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住宅を購入する際に、多くの方はローンを組みます。その住宅ローンの中でも最もよく知られたものが「フラット35」です。
これは名前が指す通り、つまり最長35年間、金利が変わらない(=フラットな)という点が特徴です。
このフラット35ですが、今までに加えさらに利用しやすくなったのをご存じでしょうか。
今回はその点を少しご紹介いたします。

従来の内容に比べ新しくなった点は、4つあります。
まず1つ目が、融資率の拡充です。今までは「建設費・購入価格の9割以内」だったのですが、これが「10割以内」になりました。つまり、1割の頭金が不要になり、全額借入することが可能になったのです。住宅はやはり大きなお買い物です。たとえ1割でも、この頭金がネックとなって住宅購入に踏み出せなかった方々にとって、この融資率の拡充は大きなメリットになるでしょう。

2つ目が、「ご融資の対象となる諸費用の範囲の拡大」です。住宅建築の際には、本体価格の他に諸費用がかかってきます。諸費用と言っても案外小さくはないこれらの出費も、対象になるものが増えます。具体的には、「建築確認・中間検査・完了検査申請費用(ご新築の場合のみ)」、「請負(売買)契約書貼付の印紙代(お客様ご負担分)」、「住宅性能評価検査費用(ご新築の場合のみ)」、「適合証明検査費用」の4つです。今までもこの4つの費用に関しては、請負契約書または売買契約書に含まれている場合は、融資の対象になっていましたが、今後含まれていない場合でも、資料によりこれらの費用が確認できればご融資の対象になるようになったのです。

3つ目が「優良住宅支援制度の金利引下げ」です。これは本年6月4日の「長期優良住宅認定制度」の施行に伴い、長期優良住宅などの特に性能が優れた住宅の取得に対して、当初20年間、0.3%の金利引下げが行われます。今までは当初10年間でしたから、期間が倍になります。

4つ目が、住宅ローンの借り換えが可能になるという点です。

住宅金融支援機構(当時は住宅金融公庫)の調べによると、このフラット35の利用者の年齢で最も多いのは30代であり、その比率は全体の6割を占めていることがわかっています。これはやはり「長期固定金利」というこの商品特性の需要が顕在した証拠でもあり、早くから住宅のご検討をなさっておられる方の強い味方であるということです。

メリットの多い、「フラット35」。家づくりをお考えの方は、ご検討なさってみてはいかがでしょうか。お考えの方は当社スタッフにもお問い合わせください。

(参照:「住宅支援機構ホームページ」http://www.flat35.com/)

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