2016.6.15
設計の池田です。
先日、本を収納する場所が無い事を悩んでいた友人の家に本棚を作りに行ってきました。
友人からの要望は、「大きさの違う本を1つの本棚に置いた時にどうしても出る棚板の手前の残ったスペースが埃溜まりになる事を避けたい」、「なるべく狭く感じなくなるようにしたい」と言う内容でした。
まず、いつも材料をお願いしている材木屋さんに棚板のプレカットをお願いしました。
今回はパイン材の集成材を使用し、塗装までを工場でやってもらいました。
次に、大工さんにダボ穴開けなど正確な加工が必要な部分を加工してもらいました。
可動棚を調整できるようにするダボ穴は45mmピッチに3段ずつ付けると色々な本のサイズにあわせて無駄なく可変できます。
ここからは素人の池田工務店の仕事です(笑)
慣れない手つきで電動ドライバーを使い、方立を立てたら可動棚をはめて行けば…。
完成です!
友人からの要望に応える為、本棚は下から上にかけて段々奥行が深くなるように設計、
上段の奥行きが深い部分は背の高いご主人が主に使うエリア。ワイド版の本やコレクションなどを置く場所。
中段はハードカバーや今読んでいる雑誌など家族みんなのエリア。面展で並べて家族が何を読んでいるかが見える場所。
下段はマンガや文庫本など奥行きの浅い本が入るように計画。
設計から施工までを池田工務店(自分)でやった結果、次の日は全身筋肉痛でバッキバキになりました(笑)