2015.5.1
設計の鴨下です。
春を飛び越えて夏になってしまったかのような暑い一日。
N様の建設予定地に現場調査に行きました。
一週間前に敷地レベル、寸法は測定しましたので、本日は真北測定がメインです。
晴天、太陽燦々、絶好の真北測定日和です。
といいますのも・・・
真北測定は太陽が出ていないと実行できない、天気にとても左右されるものなのです。
真北とは北極点の方向で、方位磁石の差す磁北とは西偏7度程ずれています。
高度斜線検討や日影図を作成する際にそのデータが必要となりますが、
測定方法は真太陽時(太陽南中時の12時方向)を示す、日時計を作るという極めて原始的なものです。
天気が良く日が差している時でないと影が出来ないので、その日時計が作成できません。
GPSで衛星から座標が出せる測量器があれば、天気に関わらず正確に真北測定が出来るのですが・・・驚くほど高価です。
写真の平板上にあるものが真北測定器です。
細い細い針金の影を基準にし、下の紙に線を写し取ります。ア、アナログ・・・ですよね!
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◆休業のお知らせ◆
誠に勝手ながら、下記期間中の業務を休業させていただきます。
休業期間:2015年5月2日(土)~2015年5月6日(水)
※2015年5月7日(木)より通常営業いたします。
なお、休暇期間中にいただいたお問合せ・ご連絡につきましては、
2015年5月7日(木)より順次対応させていただきます。
ご不便をおかけいたしますが、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
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