2014.3.10
設計の赤羽です。
先日お休みの日に、静岡にあるヴァンジ彫刻美術館に行ってまいりました。
イタリアの彫刻家であるジュリアーノ・ヴァンジの個人美術館として
2002年にオープンした美術館で、ヴァンジ氏の彫刻が屋内外に常設され、
また現代作家の企画展も行われています。
この日はあいにくの大雨…
でしたが、雨と靄の中に彫刻が溶け込むようで、
貴重な荒天の風景を楽しみました。
彫刻で表現されているのは人物が多いのですが、
その表情を見ると、楽しそうだったり必死な様子だったり、
ある一瞬をとらえて形になっているはずなのに、
多くを物語るのが何とも不思議です。
彫刻は石や金属など様々な素材で作られていて、
屋外に設置されているブロンズの彫刻などは、
表面にいい具合に緑青が発生していました。
また前庭を通り、美術館エントランスへ至る動線も、
ぐるっと曲線状になっていたり、斜めに振っていたり、
前庭の彫刻を楽しみながらアプローチできるような工夫がされていました。
ヴァンジ彫刻美術館は、クレマチスの丘という、
美術館・文学館やレストラン・庭園・ショップが複合するエリアにあり、
時期によって、庭園でさまざまな種類のクレマチスを楽しむことができます。
HPよりお借りしました。ロゴもかわいいです。
暖かくなったらまた花を見に訪れたい場所です。