2014.2.10
設計の山田です。
先日、現在建築中のお客様より、少しユーズド感のある空間にしたいというご希望をいただき、
天然木にエイジング加工し、ユーズド感のある風合いを出した、
エイジングドアの導入を検討することになりました。
お客様のイメージに合ったサンプルを作ってもらう為、本厚木にある坪原木工さんの工場まで行ってきました。
ペイントカラーの見本帳からイメージに合った色を調合してもらい、試作開始です。
そしてエイジング加工の工程。
よりナチュラルな風合いになるようさらに白い塗装を施し、立体感を出したり。
木のひび割れを表現するため、筆やブラシだけでなく木片を使い、あえて表面に傷をつけたり。
完成したのが、こちら!
何年も使い込まれた風合いが見事に表現されています。
まるでアーティストのような職人さんの仕事ぶりを間近に見ることができ、大変勉強になりました。
めでたくお客様のお宅でも導入が決まりました。
このような機会をいただいたお客様、坪原木工さん、ありがとうございました。