2013.12.5
設計の赤羽です。
先日の鴨下のブログでは目黒区役所に行った様子をご紹介しておりましたが、
今日は、頻繁にお世話になる世田谷区役所のお話。
建築士という職業は、デスクでじーっと図面に向かっている印象をお持ちの方も多いかもしれませんが、
建物の申請に係る諸々の手続きで、お役所に行く機会も多いものです。
ル・コルビュジエに師事した日本人建築家、前川國男によって設計された世田谷区役所。
1957年から1969年にかけて12年、三期に分けて4棟の建物が建設されました。
縦横に太いコンクリートの柱と梁が走る様、打ち放しのコンクリートの力強い表情がとてもかっこいいです。
この庁舎の地下には「レストランけやき」というお食事をいただけるレストランがあります。
テラス席からは緑や滝を見ることができます。
この日はラーメンを食べてほっと一息。
仕事の合間のちょっとした憩いの場となっています。
ちなみに耐震面への懸念から、建て替えの話も出ているそうです。
見応えのある建築ですので、ご興味ある方はぜひ一度ご覧ください。