2013.7.5
先日、恵比寿の東京都写真美術館で開催されている『世界報道写真展2013』に行ってきました。
この写真展は、オランダのアムステルダムの世界報道写真財団が主催する「世界報道写真コンテスト」の入賞作品が展示されるもので、今回で56回目を数えます。
副題に「レンズ越しのありのまま」とあるように、過酷な現実を生きる人々の姿が、生々しく映っている作品が多くあり、入場するのに覚悟がいる写真展です。(あくまで私の場合ですが。。)
毎回、戦争や貧困に苦しむ他国の写真が圧倒的に多いのですが、昨年に続き今年は、東日本大震災の被災地の写真が目を引きました。
そこに暮らす人や、その場でシャッターを切ったカメラマンの気持ちは、私には図り知れませんが、この写真展は日本や世界のどこかで起きている現実を知ることができる、貴重な機会だと思います。
と、なんだか重い内容になってしまいましたが、もちろん芸術作品としても素晴らしいので、避暑も兼ねてぜひお出かけくださいね。
東京では8月4日まで開催されています。
藤森