2013.3.2
先日、とても面白い建物を見つけました。
『56 LEONARD』
ニューヨークのトライベッカ地域に建設が予定されているこのマンションは地上60階建。
居住ユニットを積み重ねて作られる予定で、そのデザインから
「ジェンガビルディング」の愛称で呼ばれています。
予定では10戸のペントハウスを含む145戸が入るそう。
一時は地域社会からの賛否両論を集め、工事もストップしていたようですが、
現在は無事工事も再開し、2016年には竣工予定。
こちらを手掛けるのはスイスの建築設計事務所Herzog & De Meuron(ヘルツォーク&ド・ムーロン)。
北京オリンピックのメインスタジアムとなった北京国家体育場(通称:鳥の巣)や、
プラダ青山店を手掛けたことでも有名な建築家ユニット。
2001年にはプリツカー賞を、2007年には世界文化賞建築部門を受賞しています。
ロビーにはこちらも世界で最も注目を集めるアーティストの一人、
彫刻家のAnish Kapoor(アニッシュ・カプーア)による彫刻が鎮座するそうです。
外観とともに内装もオリジナリティ満載!
バスルームの壁は大理石のタイル張り、洗面化粧台と浴槽も彼らのオリジナル。
高天井と、床から天井までのガラス窓からはニューヨークの景色が一望。
圧巻のパノラマです。
ペントハウスのキッチンには、グランドピアノ型のアイランドキッチンと
彫刻が施されたレンジフード。
(写真は全て公式サイトからお借りました。画像がとてもキレイ!
アート作品を見るような気持ちで、ぜひご覧ください。)
ここまで豪華だと気になるのはお値段。
気になる販売価格は、約380万ドル~だそう!
豪華な住居としてそして建築物として、新たなニューヨークの
ランドマークになることは間違いなさそうです。
完成を楽しみに待ちたいと思います。