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2012.7.28

イギリスと日本の「楽園」観

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こんにちは。
いよいよロンドンオリンピック開幕式、
明け方の生放送をテレビでしっかり鑑賞し、今日も寝不足のテラジマスタッフです。
皆さまはご覧になりましたか?

(ここのところ当ブログは業務に関係なくオリンピックの話題に終始しておりますが
懲りずに本日も続けてまいります。だって4年に一度!)

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yahooよりお借りしました

歴史や文化、あらゆる分野の「イギリス代表」を全部詰め込んだ、
素晴らしいイギリスのセルフプロモーションショーでしたね。
おなじみのキャラクターのオールスターゲームのようで、
あまりの華やかさに眠さも忘れて見入ってしまいました。

・・・・・・・・・・

ところで演出の中で特徴的だったイギリスの田園風景について、
思い出したことがあります。
以前、イギリス人は日本の田園風景に共感する、と本で読んだことがありました。
庭園の造り方がとてもよく似ているのだそうです。

皆さんがもしご自分の家づくりの際にお庭をつくるとしたら、どのようにイメージしますか?

好きな花や木、インテリアや雑貨をきれいに並べて
ご自身なりの「楽園」をイメージして華やかにつくることが多いのではないでしょうか。

例えば平等院鳳凰堂などにある有名な日本庭園には、「浄土」の風景を築いたものがあります。
日本の「楽園」観は日本人が憧れた極楽浄土の景色なんでしょうか。

イングリッシュガーデンと日本庭園はいずれも、
雄大な自然の景観を限られたスペースに再現している
という点で共通しているのだそうです。

調べてみたところ、イギリスの「楽園」はギリシャ神話の「楽園」やキリスト教の「エデンの園」だとか。
なるほど、日本の楽園イメージと似ているような気もします。

対して、フランスやイタリアなど他国の庭園と言えば
きれいに手入れされた均一の形の街路樹が並び、豪奢な噴水が中央に配置されている、
という都会的で整然とした印象ではないでしょうか。

それぞれの美しさがありますが、いずれも人々ののこころの底にある「楽園観」を現わしていると思うと
普段見慣れた風景も、愛着を持っていつもと違う感覚で眺めることができる気がします。

皆さんにとっての「楽園」はどのような風景ですか?

terajima staff

◆◆◆◆

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