2012.6.29
少し前のことになりますが、こんな興味深い記事を発見しました。
『カナダの「マリリン・モンロー」ビル、最優秀高層建築に』
恥ずかしながら「最優秀新築高層ビル賞」という存在すら知りませんでしたが、高層建築と都市居住に関する国際委員会(CTBUH)によって、南北アメリカ、アジア・オセアニア、欧州、中東・アフリカの4地域から毎年同賞を選出しているそうです。
マリリンモンロー・ビルというのは通称で、正式名称は「アブソルート・タワー」。
カナダのトロント近郊に近く完成予定の2棟の住居ビルで、北京を拠点にしている建築事務所MADによる設計。
このカーブから地元では「マリリン・モンロービル」と呼ばれているとのこと。
確かに人間的な、まるでボディラインのような滑らかなカーブを描いています。
このカーブの正体は、建物全体を取り囲む横に連続するバルコニー。
各階からそれぞれ異なる眺望が望められるよう、各層が異なる角度で回転したような配置となっています。
縦の柱や壁で仕切られることの多い高層ビルにあって、曲線的なフォルムや全ての居室にバルコニーが設置されている点で大変珍しい建物です。
しかし、外壁はどこも曲面なので、普通の家具おくと隙間ができてしまいますね。。
住み心地はなんともわかりませんが、建築物としては興味深い建物のご紹介でした。
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