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2012.5.26

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先日、友人の結婚式に出席しました。
とっても素敵なお式で、やはり結婚式は何度出席しても良いものですね。
会場の教会はゴシック様式の荘厳な空間で、ステンドグラスがとても美しく感動しました!
色とりどりのガラスから降り注ぐ光で、より一層厳かな空気になりますね。

さてそんなステンドグラスの中で「世界一」と称されるのは、フランス パリの『サント・シャペル礼拝堂』。

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世界遺産にも登録されているこの礼拝堂は、1245年に着工され、わずか33ヶ月という短期間で建設が行われ、1248年に完成。
1階は一般市民用で、2階は王様専用だったとか・・・
2階部分には、パリ最古のステンドグラスが設置されています。
このステンドグラスには、新約聖書や旧約聖書に書かれた1000以上もの場面が再現されているそうです。

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目を引くのはその大きさ!その細密さ!
柔らかく光が差し込む様はまさに「神々しい」の一言につきます。

昔から建物にいかにして光を取り込むかが、最大の難題であったといいます。
このあたりは現在の都市住宅事情と重なるとところもありますね。
とりわけ石造りの建築物の場合は、天井の重みを支えるために厚い壁が必要であり、高さを確保したり、窓を大きくすることも困難だったそうです。

ことに教会では、「光=神」と見なし、光を取り込み、天へ向かって高くそびえる建物が望まれていたとのこと。
そこで誕生したのが、壁を柱に変え大きな窓を作って光をふんだんに取り入れた「ゴシック建築」なのだそうです。

天高くそびえるゴシック様式の教会、開口部がガラス(ステンドグラス)では、いささか強度が心配になります。
しかし、ステンドグラスはに細かく銅の補強が入っていたり、複数枚で構成されるので衝撃を逃がしやすかったりするため、当時の通常のガラスより強度が優れていたとのこと。
美しさと強さを兼ね備えた、人間の理想像のようですね。
人々のよりどころとなっていたのが頷けます。

機会があれば、是非訪れてみたい建築のひとつです。

terajima staff

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