2012.3.21
こちらのブログでは折に触れ建築家の残した優れた家具作品を紹介していますが、今日は日本とのかかわりが特に深い女性デザイナーの作品をご紹介します。
シャルロット・ぺリアン【Ombra(影)】1954年
このシンプルでどこかファニーな佇まい、なんとも素敵で見入ってしまいます。
繊細なラインは女性ならではでしょうか。
シャルロット・ペリアンは、かの巨匠 ル・コルビジェのアトリエでの創作活動を経て、多くの名インテリアを残した女性デザイナー。
世界初のインテリアデザイナーといわれています。
今でも家具やカラフルで機能的なキッチンなど、ペリアンがデザインした作品のファンが、日本にも数多くいるほどです。
彼女と日本の出会いは、1940年代。
来日の際には柳宗理を助手(!)に日本各地を回り、日本の伝統文化に触れたそうです。
各地で出会った日本の手仕事や竹などの素材は、後の作品にも大きな影響を与えたといいます。
ペリアン作品に引きつけられるのには、彼女が日本に興味を持ち、深く理解しようとしていた姿勢があったからなのかもしれません。
4月には目黒美術館で展覧会が開催されるそうです。
暖かくなる季節ですので、ぜひ訪れてみたいと思います。
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