2012.3.14
3月2日雪の中竣工式を迎えたスカイツリー、5月のオープンに向けて連日報道がなされていますね。
地上634mにも及ぶ自立式電波塔の高さ、展望台からの景色、耐震性や商業施設など日々様々な角度から特集が組まれており、早くも連日スカイツリーを見に観光に訪れる人がいるほど東京の新名所として機能しています。
そんな東京スカイツリーを本日は「エコスポット」という角度からみてみたいと思います。
実はスカイツリーの周辺エリア、東武伊勢崎線の業平橋駅〜押上駅といった所全体は「東京スカイツリータウン」と称され、ここには最先端の省エネ技術が導入されています。
例えば東京スカイツリーの地下には最大で7000トンの水を貯められる貯水槽が設けられています。この貯水槽は周辺施設にも冷暖房として使用され夏は5℃の冷水を、冬は48℃の温水を地中に循環させます。
この貯水槽は災害時には区民の生活用水として使えるように管理もされているそうです。
例えば、大人一人が一日に使う生活用水は約30リットルといわれていますので、この7000トンの貯水槽は約23万人分に相当します。
他にもこの東京スカイツリーの照明は全てLEDが使用され、従来の照明に比べて約4割前後の省エネにつながります。
また、東京スカイツリータウン内の「東京ソラマチ」には屋上緑化を施した庭園があり、太陽光パネルが約200枚並べられ間近に見ることが出来るそうです。
展望台や商業施設はもちろん、随所にみられる省エネ対策にも注目していきたいものです。
terajima
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